発行元 弘兼憲史 .
エディションノート
中国の超巨大ネット通販企業・アリババ。年間の商品取扱高は25兆円にも及び、イーベイや楽天を圧倒。利益水準ではアマゾンにも勝つ。
そのアリババが米国への上場計画を発表し、世界の株式市場を揺るがしている。いまや同社は内需拡大や金融改革など中国の経済政策を動かすほどの存在だ。
創業15年でここまで駆け上がった「怪人」馬雲(ジャック・マー)会長の実像、アリババを動かす中核メンバー、創業期を支えたソフトバンクや米ヤフーとの関係など、謎に包まれた企業の正体に迫った。
本誌は『週刊東洋経済』2014年5月24日号緊急特集の20ページ分を抜粋して電子化したものです。
●●目次●●
「親日派新興国」の存在
「爆食龍」中国の野望
石油、鉄鉱石、エタノール。吹き上がる資源獲得競争
日本企業の挽回大作戦
【デンソー】南米全体の「核」に技術拠点も新設
【ソニー】「新生チーム」で韓国勢追撃
【NEC】サンパウロに統括会社を設立
【日立アプライアンス】エアコンに省エネ化のうねり
【IHI】撤退から17年。DNA生かすラストチャンス
サンバの国の巨大企業
【JBS】怒濤のM&Aで食肉世界一に